
小学校の理科・社会は3年生からスタートします。
3年生になっていきなり理科・社会を授業で習ってもついて行けるかどうか心配。
少し早めに理科・社会の学習を始めたいという時の問題集を紹介します。
理科と社会は、無理して学習する必要はありません。
生活科は「理科」と「社会」を廃止して作られたため、理科と社会を合わせたものと考えられがちですが、別の教科になっています。
どちらかというと、自分と自然や社会との関わり方を学習するという特徴があります。
また、学校によって学習する内容が異なっているのも特徴に挙げられます。
そのため、3年生から始まる理科や社会について行けるかどうか不安に思うかもしれません。
しかし、無理をする必要はないでしょう。
むしろ、公園や科学館、図書館、お店や工場見学などに行くなどの経験を積んだ方が、実際に理科や社会を学習したときにイメージがしやすくなります。
まずは、時間を作ってでかけてみてはいかがでしょうか?
先取りしたい時の問題集
理科と社会の学習は無理にやる必要はありませんが、何かのきっかけで興味を持ち始めたら、先取りして学習を開始すると、より興味を持つかもしれません。
はじめて先取りするときの問題集
2019年4月現在、先取りの理科と社会は、くもんとZ会で出版されています。
どちらも、ぬり絵をしたり文字をなぞったりと、なるべく負担にならないように配慮されています。
ただ、なぞる文字や内容に違いがあります。
中を見ると、くもんの問題集の方がやさしい感じになっています。
1ページに含まれる問題数も少なめですので、初めて先取りするときには、くもんのほうがやりやすいかと思います。
さらにレベルアップを目指すときの問題集
Z会の先取シリーズは、
- 中学受験を意識している方
- 1,2年生のうちから先取りしておきたい方
向けに、理科や社会に興味を持ってもらえるよう工夫して作られた教材です。
内容自体は3年生以上で学習する理科や社会の内容ですが、迷路やぬり絵、間違い探しといった方法で、理科や社会に興味を持ってもらえるよう工夫してある教材です。
漢字もでてきますが、読み仮名が振ってあるので、漢字を習っていなくても学習することができるよう工夫されています。
ただし、一部の解答欄に漢字でなぞる部分がありますので、少し気になる方もいるかもしれません。
理科や社会だけでなく、漢字も少し先取りしていると考えた方がいいでしょう。
グレードアップ問題集と書かれていますが、内容自体はあまり難しくありませんので、問題集を解くだけでしたらあっさり解くことができてしますかもしれません。
場合によっては、1年生でもさらっと終わってしまうかもしれません。
そのため、単に問題を解くだけで終えてしまうのではなく、問題が終わってから、学習した内容を話し合ってみるとより効果的です。